コンプレックスを強みにした人は強い。あなたのコンプレックスは?
どうも、りゃんさんです。
突然ですが、あなたはコンプレックスを抱えていますか?
「あと少し鼻が高かったら。」
「あと少し身長が高ければ。」
「もっと痩せられないかな。」
「もっと周りの人に認められたい。」
「あの人みたいに仕事ができたらな。」
「もっと有名になりたい。」
「こんなはずじゃないのに・・・。」
何か思当たる事はありますでしょうか?
人は多分、何かしらのコンプレックスを必ず抱えているものだと思います。
でもちょっと待ってください。
そのコンプレックス、本当にコンプレックスですか?
あなたはスキャットマン・ジョンというミュージシャンをご存じでしょうか。
彼はメジャーデビューを果たしたのが50代になってからだそうです。
それだけでもすごいのに、それに加えてデビュー時に自分の武器にしたもの、それは「コンプレックス」だったという逸話があります。
彼は話すときにどうしても、どもった声になってしまうそうです。
でも、そのどもり声を「一つの個性」として捉えたのです。
自分の武器に自分のコンプレックスを利用した。
それで大成功を収めた偉人がスキャットマン・ジョンという人物です。
スティーブ・ジョブスはご存じですよね。
彼もまた、コンプレックスを武器にしたという話があります。
彼はプログラミングの天才でしたが、自分の思いを人に伝える事がとても苦手だったそうです。
だから、彼はたった30分のプレゼンの準備を何週間もかけて練習し、自分の伝えたい事を必死に練習したのではないでしょうか。
そうして、人に思いを伝える事で今のアップルがある。
誰でも知っている偉人達でさえ、思い悩み、コンプレックスを抱えながら生きて、その結果大きな成功を収めたのではないでしょうか。
私も含めて、きっとコンプレックスを誰しもが抱えて生きています。
でもそのコンプレックスはきっと「見方を変えれば武器になる」と思っています。
私の場合のコンプレックスは、「自分の能力に対する劣等感」がコンプレックスだと思っています。
これには最近気づいたのですが、私の生活してきた環境に大きく影響を受けています。
私は3人兄弟の末っ子で、いつも兄や姉と比べられて生きてきました。
でも年齢が離れているからどうしても追いつく事ができない。先へ先へと進む兄弟。そして比較されてると思い込んでいる自分。
両親はきっとそんな事なんて考えていないと思いますが、自分ではそう思い込んでいたのです。
受験の時も、きっと受からないと思って某有名大学を受けずに自分の身の丈に合った大学を受験。
就活の時も、集団面接で周りの方に圧倒される毎日・・・。
本当につらかった。
そのまま縁があった企業に入社し、社会人になり、周囲の先輩や他の会社で働いている友人たちとまた比較しては「自分はなんてちっぽけなんだ」と思い悩む事も多々ありました。今でもそう思う瞬間がたくさんあります。
でも、見方を変えると、それは自分にとって大きな武器になるのではないかとも思っています。
私の場合は、劣等感があるからこそ、「誰よりも素直に人の話を聞く事ができる。」「人の真似をする事に全く抵抗が無い。」
それが強みに繋がるのではないかと思っています。
いつも誰かと比較して劣等感を感じては落ち込む毎日。
周囲からはある程度認められていたとしても、それを実感する事ができない。
そんな生活とはおさらばしなければならない、と最近気づきました。
でも、どうやって自分のコンプレックスを武器にするの・・・?
それは、「自分に素直になる事。」
自分ってこういう人間で、こんな事を考えて生きている人間なんだ。
心の声に素直に耳を傾けて、等身大の自分を客観的に視る事。
言葉にするよりもはるかに難しい事です。
でもそれができるようになったあなたはコンプレックスを自覚しながらも、それを強みにできる強い人になっているのではないでしょうか。
少なくとも自分の場合、それを自覚してから心が強くなり、自分のやりたい事にまっすぐになれたと思っています。
あなたのコンプレックス。それはきっとあなただけの武器にもなります。
最後に一曲。
スキャットマンの誰しもが一度は聞いたことがあるであろう音楽を聴いてみてください。
きっと見方が変わるはずですよ!