りゃんさんの赤裸々日誌~自由を目指すサラリーマン~

「人生を楽しむ」をモットーに30代前半、年収800万を捨てた夢見る男の奮闘記!

休職明けの初出勤。不安と緊張と罪悪感と。でも意外と復職はみんな喜んでくれるよ!

はじめまして。りゃんさんと申します。

 

実は私、「自律神経失調症」という心の病により一時休職しておりました。

原因は不明。まさか自分が?と本当に思いました。

 

明確に言える事はここ最近人生に大きな影響を及ぼす決断をいくつもした事です。

そしてそれを乗り越えようと無理してしまった事。

 

幸い、家族に支えられながら休職期間は約1か月半で済みました。

そして、色々な苦労を経て本日、無事に休職明けの初出勤となりました。

家族のサポートがもし無かったらと思うと、もっともっと深みにハマっていた事は確実に言えるかと思います。

 

そんな経験をされた方、これからされるかもしれない方に向けて、すこしでも、誰か一人にえまと何かの心の拠り所の一つになればと思い、今回この記事を書かせて頂きます。

 

「うつでの休職は甘え」という風潮が少しでも無くなればな、と。。。

 

 

ここ最近で起きた出来事(2年間)

①初めての転職

2018年に初めての転職を経験。

異業界、同職種での転職。

スキルアップと収入アップを図るために転職を決断するも、レベル感に疑問があり、このままでいいのかと考える日々が続く。

②結婚

転職以前からお付き合いをしていた妻と結婚。

結婚式も無事に行い、最高に幸せな瞬間。

ただし、ともに全国転勤の共働きのため別居期間も経験。

 

③出産立ち合い・子育て

無事に妻が妊娠し、結婚に至る。

母子ともに健康で、会社の理解を得られる事ができ出産にも立ち合い。

ただし、同僚からは理解を得られずに嫌味を言われる毎日。笑

 

④2回目の転職

給料と福利厚生だけが取り柄で人間関係や仕事内容は本当に最悪。そんな環境とレベル感に疑問を感じ、ストレスのピークを感じた時に「このままじゃヤバイ」と思い2回目の転職を決断。前回の転職とは異なり「逃げ」に近い転職。

 

⑤コロナの大流行、自粛生活の始まり

転職を決断したはいいものの、コロナが大流行。

本当にこのタイミングで良かったのか。本当に転職して良かったのか。自粛期間を鬱々とした気分で過ごす。

 

 

上記のような事が短期間に集中して起こったために自分でも異変を感じていましたが、家族に無理やり連れていかれる形で精神科へ。

結果は「自律神経失調症

まさか自分が?と本当にショックでした。

でもね、今思えば家族には本当に感謝しています。家族に連れていかれなかったら私はきっともっと鬱のドン底に突き落とされていたと思います。

休職期間が1カ月半で済んだのも、家族に病院に連れていってもらったおかげです。

 

それでも、やはり仕事は仕事。休職明けの初日を経験して、同じような方に是非この記事を読んでもらいたいと思います。

 

 

休職明け初日は超緊張。不安と緊張と罪悪感。

 

休職明けの初出勤の本日。本当に不安と緊張、仕事を途中で放り出してきた事による同僚や上司に対しての罪悪感。

緊張で眠れないと思いきや、服用している薬の効果もあって、爆睡。

初出勤日なのに危うく寝坊しそうなくらいでした。

しかし、トラップは乗り換えの電車。ぼーっとした頭で乗り換えしていたら乗り換えの電車を間違えた・・・。

その事を素直に上司に連絡すると笑いながら「みんな待ってるからゆっくり来いよ!」だって。

うそやん。優しすぎるやん。

最寄り駅に到着すると、次第に気分が落ち込んでくる。

「本当に大丈夫かな?」

「普段通りに接することができるかな?」

もう超不安です。

それでも吐き気も無いし、、、

会社の計らいで時短勤務にもしてくれています。

きっと、大丈夫。

 

休職明け初日でも大丈夫。みんな優しく接してくれる。

 

そう思いながら会社の門をくぐり、自部署の席に向かい謝罪しようと思った瞬間、

「おう!おかえり!席どこでもいいよ!」

「たまに電車乗り間違えるんだよな!よくあるわ!」

・・・え?怒られるんじゃないの?・・・嫌味言われないの?

 

本当にびっくりしそうな位、周りの方も普通に接してくれて、緊張と不安はすぐに消え去りました。そして嬉しそうに新しいシステム導入した事を説明してくれる上司。

もうこんな素晴らしい職場は他に無いだろうっていう位普通に接してくれてます。

まるで夏休み明けました!くらいのテンション。

後々聞いた話だと、事前に上司の方から私の復帰に当たって可能な限り普通に接するように、仕事に関しても可能な限り振ってあげるようにという話をしてくれていたみたいです。

 

もともと、この上司の元で働きたくて転職した会社だったのですが、ここまで神ってるとは。。

本当に、本当にありがたや。

 

休職したからこそわかる人の弱さと他人への気遣い

もし、自分が休職を経験していなかったとしたら、自律神経失調症になっていなかったとしたら、私はきっと今よりも弱い人間だったと思います。人の弱さに気づく事ができなかったかもしれないから。

きっと休職を経験した方は、人の弱さや自分の弱さを痛いほど経験してます。

その経験は、きっといつか強みになります。

自分が部下を持つ立場になった時、後輩の指導係になった時、きっと優しく丁寧に接する事ができるでしょう。そして、異変に気付くこともできるかもしれない。

これからの私たちの役目はもしそういうシーンに周りの方がなってしまったら、適切なサポートをしてあげること。理解してあげること。

それを教えてくれるために、神様はきっと「少し休め」って言ってくれていたんだと思います。

 

 

精神科に通うことは恥ではない!休職する前に早めの対応を。

精神科に通うことは決して恥なんかではありません。

なんにも恥ずかしくない。ただの心の風邪です。声を大にして言いたい。

私自身以前は強がって精神科なんて行かないよ!って思ってました。

でもね、その風邪をこじらせると心のガンになってしまって手術が必要です。

風邪で治せるうちに早い段階で適切な治療をしましょう。早く処置すれば必ず治ります。手術が必要な状態になってしまうその前に、周りにそのような兆候が見られる人が現れる前に。

 

また、休職する事は恥ではないと思います。とはいうものの、どうしてもお給料だとか生活面に掛かってきてしまう部分です。もし休職しないで済むならできる限りしない方がいい。

ですから、休職に追い込まれる前に早めに精神科に掛かってみる事を強くお勧めさせて頂きます。きっとお医者様から適切なアドバイスがあり、会社にも協力体制を依頼する事ができます。

もし仮にどうしても休職が必要となってしまったとしても、それはきっとその人にとっては人生を豊かにするためのステップの一つです。自分の心を徹底的に整理するための、大切な物が何かを思い出させてくれるための期間です。

 

 

以上、本日休職明け初出勤をしてきたりゃんさんでした。

みなさま、本当に無理だけはなさらないようにしましょう!